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電流-電圧特性(I-V特性)

電流-電圧特性(I-V特性)とは、サーミスタに電流を流した際の電圧変化をグラフに表したものです。
NTCサーミスタの電流-電圧特性(I-V特性)の特徴は、電流値が大きくなるに従って直線的に電圧値が大きくなります。
しかし、ある電流値をピークにして電圧は降下を始めます。


電流を流すとサーミスタは自己加熱し、電流量の増加とともに発熱量も大きくなっていきます。
発熱量が小さいあいだは、発熱量に対してリード線からの放熱や、サーミスタ表面からの輻射による放熱量が大きいため、サーミスタ自身の温度が変化せず、抵抗値は変動しません。オームの法則に従って、電流と電圧は比例関係にあります。


しかし、発熱量が放熱量よりも大きくなるとサーミスタ自身の温度が上昇し、抵抗値が減少し、電流と電圧は比例関係ではなくなります。このため、ある点を境にして徐々に電圧値は低くなっていきます。


サーミスタ素子の電流-電圧特性を示します。通常はサーミスタの自己加熱が抵抗値変化に及ぼす影響が小さい、グラフが直線を示している領域で使用します


また、グラフの頂点が示している電圧を超える印加電圧で使用した場合は、サーミスタが抵抗値減少と自己加熱を繰り返す「暴走モード」に入り、短時間で赤熱して破損する可能性があるため、特に注意が必要です。

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